渡邊 温子
楽器演奏家
キャリア 28年
日本語 (流暢)、
英語(流暢)、
ドイツ語(流暢)
親和的 | 個性的 | |
もの静か | 談笑好き | |
カジュアル | フォーマル | |
社交的 | 保守的 | |
協調派 | こだわり派 |
- 出身地
- 日本、青梅市
- これまでに住んだことがある国や都市
- ・ドイツ、ボッパルト(6か月)
・ドイツ、ケルン(6か月)
・ドイツ(ヴュルツブルク、3年間)
・アメリカ、ワシントンDC(3年間) - 今住んでいる場所/街で一番好きなところ・穴場
- 東京都青梅市の御岳渓谷遊歩道は、多摩川のせせらぎを聴きながら四季折々の自然が楽しめてオススメです。
- 今まで行った中で一番好きな旅行先とエピソード
- ・たくさんありすぎて書ききれません。
・ドイツ・リューベックの聖ヤコブ教会のパイプオルガンは400年前の音色そのまま。たまたま「夕べの祈り」で信者さんとともにその音色を聴くことができたことは感慨深かったです。
・夕闇せまるフランス・アヴィニョンの教皇宮殿の前で夕食をとっていたら、聖母マリアの神輿行列に遭遇(8月15日、聖母マリアの祝日)。大勢の人たちがたいまつを手に神輿の後につづき、大聖堂の中に吸い込まれていく様子は幻想的でした。 - 好きな食べ物
- 美味しいものは必ず夫と分け合う主義ですが、今までにたった一度だけ、美味しすぎて分けてあげなかったのが、エゾシカのグリルりんご添え(フレンチ)。未だに夫に責められつづけております…( ノД`)シクシク…
- 嫌いな食べ物
- ほとんど好き嫌いがありません。味覚の適応能力抜群!3年間のアメリカ滞在で、日本食材屋さんに行ったのはたった2回でした(笑)
- 好きな季節
- 早春(誕生日のある季節)
- 好きな色
- 緑(木々の葉や、森を連想)
- 好きな言葉
- 幸せは自分でつかむ(不幸を人のせいにしない)
- 今一番熱中していること
- 『古楽でめぐるヨーロッパの古都』第2巻執筆中。様々な地域に生きた人々について、日々調査しております。
- 休日の過ごし方
- 楽器の練習&文献講読
基本、演奏家に休日はないです - 趣味
- ・思い立っての日帰り旅行
・美術館めぐり
・世界各国のスープづくり - 長所・得意なこと
- ヨーロッパ音楽や美術・建築・歴史などについて、分かりやすくお伝えすること
- 短所・苦手なこと
- 締切に追われること
楽譜に記されないヨーロッパの歴史を読み解く
体験談評価
★★★★★
5
トラベラー参加形態
友人・同僚と | |
---|---|
ひとりで | |
カップルで | |
夫婦で | |
家族で | |
小さな子供連れで |
- 得意分野(仕事編)
- ・西洋音楽(古楽)
・西洋美術
・西洋史
・キリスト教史
・音楽拠点研究
- 得意分野(プライベート編)
- ・18世紀の料理の再現
・クリスタルヒーリング
・アクセサリー作り
- この仕事に就いたきっかけを教えてください
- クラシック音楽の中でも古い時代(中世・ルネサンス・バロック)の音楽のことを「古楽」と呼びます。私は古楽の演奏家ですが、同時にヨーロッパの様々な街について研究しています。
古い音楽を演奏するのに必要なことは、作曲者が楽譜に書き記しきれなかった情報を探っていく作業です。作曲家の周辺で、歴史上何が起こっていたのか。そうした情報の断片を集めていくと、音楽が書かれた当時の世界が浮かび上がってきます。それをまとめて上梓したのが『古楽でめぐるヨーロッパの古都』(アルテスパブリッシング、2016年)です。
音楽は、生まれた当時の政治体制や社会に深く関わりをもって発展してきました。その様子を「街」に絞ってお伝えし、皆様がご旅行でその「街」を訪れる際に役立てていただければと思っております。
- 仕事のやりがい、やっていて良かったと思うことは?
- 参加者の皆様との意見交換で、新たな発見や意外な視点をみつけること。
- いつも心掛けていることは何ですか?
- ご参加者の心の中に、いにしえの(例えば17世紀や18世紀など)ヨーロッパの街の風景や人の会話を思い描いていただけるように、詳細で正確な情報をお伝えします。
- 目標や夢を教えてください
- 五感と想像力を駆使して、300年前・400年前のヨーロッパにタイムスリップする体験をしていただけたら嬉しいです。
- お客様にメッセージをお願いします
- ヨーロッパを旅したときに必ず訪れる観光地に「教会」「お城」があります。これらは単に美しい建築物であるだけではなく、中世から近世まで、ヨーロッパ文化を育ててきた施設でもあります。私の専門とする音楽も、美術や建築とともに、キリスト教会や王侯貴族の宮殿で育まれ、当時の社会の在り方や人々の生き方と強く結びついていました。
ヨーロッパ文化の背景を知ると、同じ観光名所を訪れても、もっと意義のある、より深く心に刻まれる体験となります。拙著『古楽でめぐるヨーロッパの古都』とともに、そうした体験づくりのお手伝いをさせていただければ幸いです。