陸
リク
ツアーガイド
キャリア 24年
日本語(日常会話レベル)、
英語(カタコト)、
中国語(流暢)
親和的 | 個性的 | |
もの静か | 談笑好き | |
カジュアル | フォーマル | |
社交的 | 保守的 | |
協調派 | こだわり派 |
- 出身地
- 中国、新疆コルラ
- これまでに住んだことがある国や都市
- 西安(4年)、上海(6年)
- 今住んでいる場所/街で一番好きなところ・穴場
- 新疆トルファンです。
メロンをはじめとした甘い果物や羊肉が本当においしいです。 - 今まで行った中で一番好きな旅行先とエピソード
- 天山天地という場所です。
景色がきれいで、四季を感じられるところなので気に入っています。 - 好きな食べ物
- シシカバブ、ダーパンジー(鶏肉を他の野菜と一緒に煮込んで大皿に盛り合わせたウイグル料理)
- 嫌いな食べ物
- 好き嫌いはありません。
- 好きな季節
- 観光客の方々が多くいらっしゃり、仕事にも精が出る夏が好きです。
- 好きな色
- 青(空の色だから)
- 好きな言葉
- 天の我が材を生ずるや必ず用有り(李白の詩より)
- 今一番熱中していること
- お休みの日に自宅で運動をすること。
- ペット
- 飼っていません。
- 休日の過ごし方
- 家でのんびりするか、歴史の話を聞いたり、友人達と串刺しを焼いて食べたりしながら過ごしています。
- 趣味
- 料理、旅行、運動
- 長所・得意なこと
- 楽観的で陽気な性格です。また、ジョークなどで人を笑わせるのも得意ですね。
- 短所・苦手なこと
- まぬけなところがあります。
真心を込めたご案内で巡るウルムチ&新疆
体験談評価
★★★★★
4.9
トラベラー参加形態
友人・同僚と | |
---|---|
ひとりで | |
カップルで | |
夫婦で | |
家族で | |
小さな子供連れで |
- 得意分野(仕事編)
- 仏教、イスラム教、赤ワイン、ウイグルの歴史
- 得意分野(プライベート編)
- ウイグル料理を作ること、旅行
- この仕事に就いたきっかけを教えてください
- 大学時代に日本語を専攻していました。その頃から新疆ウイグル自治区には日本人の観光客が多く訪れており、観光産業に興味を持ちました。
また、歴史や伝統的な習慣についても興味が湧いたため、大学卒業後にツアーガイドの資格を取って、旅行代理店に入りました。
- 仕事のやりがい、やっていて良かったと思うことは?
- ツアーを通してお客様がこの土地の美しさを見出してくれたときや、お客様が再び訪れた際に、また私がご案内できたときは嬉しいですね。
- いつも心掛けていることは何ですか?
- 毎回のツアーで全力でお客様をもてなし、お客様に認めてもらえるように心掛けています。
お客様がご満足いくご案内をして、お客様が私のご案内で何か新しい発見をしてくださったら嬉しいですね。
- 目標や夢を教えてください
- 私自身もっと日本語とウイグルに関する歴史を勉強して、お客様に新疆ウイグル自治区の魅力をより一層感じていただくことです。
- お客様にメッセージをお願いします
- お客様に満足していただけるよう、一生懸命ご案内させて頂きます。
陸さんに寄せられた体験談
- トルファンには絶対に行くべし!最高の一日でした!!
- ★★★★★
- 前日と同じガイドの陸さんと楽しい1日を過ごしました!トルファンは観光スポットが多く、どれも素晴らしいので、時間が足りないくらいでした。
トルファンは中国の奥地にあるのに、海抜マイナス150m。世界で3番目に低い土地とのこと。夏は50度に達するくらい暑くなるそうですが、この日は涼しく32度(涼しいそうです...)。一年を通して殆ど雨が降らず、湿度がとにかく低いので不快さはありませんが、保湿が必要です。町のどこからでも見える標高4000m~5000m級の天山山脈は万年雪と氷河をたたえていて、気温が50度でも雪山が見えているという面白い場所です。中国の干葡萄の8割がトルファン産とのことで、町中に葡萄畑が広がり、ワイナリーが点在しています。雨が少ないので、糖度25%を超える葡萄が取れるそうです。
高昌古城は残念ながらあまり原形が残っていませんが、かつては3万人が住む都であったことを想像すると感慨深いです。高昌古城とアスターナ古墳群は中央アジア系のウイグル族だけが住むエリアにあり、人の顔も町の雰囲気も中国とは全く異なります。中国語は勉強するものの、人々はウイグル語を話しています。
火焔山は写真で見るより、もっと凄い規模と迫力です。よくもこんなところをシルクロードが通っているのかと思うほど、険しく人を寄せ付けない感じです。火焔山の川沿いにあるベゼクリク千仏洞の石窟は壁画の保存状態は良くありませんが、自然の地形を活かした隠れ家で、気分はインディージョーンズです!
昼食は地元の人も来る、割とちゃんとしたローカルレストラン「交河美食」にて。レストランの入口で炭火で焼いているシシカバブは安定の美味しさ。ウイグル風ピラフのポロは、この旅行で食べた中で一番美味しかった料理です。また食べたい!
交河古城はこの日のハイライト。日本からのグループツアーも来ていました。高昌古城と違って建物が比較的残っていて、その当時の様子を想像することが容易です。土で作られた建物が風化したからか、見た目は「天空の城ラピュタ」などのジブリ映画の世界です。
この日最も感銘を受けたのは、正直つまらないと思っていたカレーズ(ごめんなさい...)。万里の長城、北京~杭州大運河と並ぶ中国三大工事の一つで、凄い規模の地下水路です。天山山脈の雪解け水を農業・生活用水として使用するために、水路が砂漠の地下に掘られたそう。まずは地表から真下に50m間隔で縦穴を掘り、それを繋げていったとのこと。その深さは一番深いところで100m以上。平行して何本も水路が掘られ、総距離は500kmにもなるそうです。よくもほぼ手作業でこんな工事を行ったものです。カレーズ博物館ではそのカレーズの一つの上に立っていて、水に触ることもできます。雪解け水なので冷たく澄んでいます。
1日でトルファンの見所を効率良く巡ってくれるこのツアーは本当にお勧めです。欲を言えば、次はトルファンに滞在してゆっくりと巡ってみたいです。